慰安婦問題の現状がなにかとっても味わい深く思える件

えーっと、朝日新聞は謝罪したけど河野談話はそのままだし、クマラスワミ報告やあれやこれはあるし、お前は何を言ってるんだ!?と怒られそうですが、ちょっと考えてみてください。

今の日本政府の置かれた立場って結構「おいしい」と思うのですよね。河野談話撤回に向けて国内の保守陣営からの突き上げはますます厳しくなり、朝日の謝罪を契機に世論の大勢もそれに同調する一方、韓国・国連周辺の人権屋・朝日のお友達のリベラルメディア(NTY、ガーディアン)等の慰安婦利権集団は必死で巻き返しを狙ってくるでしょう。この状況下で政府は、河野談話の堅持を繰り返し表明しつつもクマラスワミ報告の一部撤回を要求するというというような、なんというかどっちつかずの行動で右往左往しているように見えます。両陣営の板挟みにあって苦しむ「カワイソウナワタシ」という感じですね。

上で慰安婦利権集団と書きましたが、この人達が利権集団である所以は一にお金、二にお金儲けにつながる地位とか名声を求めているところにあります。まあこの辺りはすべての人権運動や自然保護運動で同じ構図なのですが、慰安婦問題と捕鯨反対みたいな自然保護運動では決定的な違いが一つあります。それは、自然保護運動では奇特なお金持ちがスポンサーになることがあるかもしれないけど、慰安婦問題の最終的なお金の出し手は日本だけ、ということです。韓国も出しているだろうという声もあるでしょうが所詮は日本のお金目当てでしょうし、もうそんなに余裕無いですよねあの国。だからこそ朴槿恵さんが必死になっているんでしょうが。

で「カワイソウナワタシ」状態の日本政府ですが、国内事情的に河野談話維持が精一杯で新たな補償や謝罪は難しいのは誰が見ても明らか、国外の利権集団から見ると簡単にお金を引き出せるカモがどこかへ飛んでいちゃった状態なわけです。お金だけじゃなくて謝罪も引き出せないんで、日本をやり込めたというハクを付けて名声をあげるわけにもいかない。そうなると利権集団のメンバーの方々も稼がなきゃなりませんからね、特に弁護士さんや学者さんたちは限られたキャリアの中で自分のプレゼンスを最大化することに熱心ですから、いつまでも慰安婦問題になんて関わってられないと思っているでしょう。最近ではIS(イスラム国)の人権問題を取り上げるほうがEU方面から沢山お金が降ってくるのは、今年のノーベル平和賞を見ても明らかでしょうし。メディアの記者の方々のマインドも一緒です。トップ記者は、広く世界中が興味を持ちそうな話題を取り上げて名声を得ようとする。当然ですね。彼らにとってもはや慰安婦なんてどうでもいいでしょう。

こんな感じですから、日本政府は今のままの「カワイソウナワタシ」状態でいいと思っているんじゃないですかね。河野談話とアジア女性基金の維持には、新たに金銭的や政治的なコストが掛かるわけではないですし。慰安婦の生き残りと呼ばれている人達がお亡くなりになるより前に、その周辺の利権集団が誰もいなくなった状態になるのは明白ですから。クマラスワミ報告の「部分」撤回みたいな誰がみても中途半端の要求をするをするのも、こういった観点からは妙にバランスが良さそうに見えますよね。

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